シンポジウム「なぜ隠すのか、問われるメディアの力」

5月27日(日)、目黒区民センターにて「なぜ隠すのか、問われるメディアの力」シンポジウムに参加しました。会場は目黒区民センターの約300席のホールでしたが、参加者は400名以上との報告が最後にありました。シンポジストはTBSのキャスターだったジャーナリストの金平茂紀氏と東京新聞記者の望月衣朔子氏。金平氏はベテランジャーナリストとしての見識をその講演内容などから伺える方。そして望月さんは官房長官記者会見でしつこい質問で有名ですが、しゃべり出したら止まらないような活発な記者さん。すごいエネルギーを感じました。
両名の講演や討論会で感じた現在のジャーナリストの権力へのすり寄りの姿勢。残念ながら今のメディアの権力監視機能は極めて弱体化していると言わざるを得ません。
そんな中で頑張っているのが朝日新聞毎日新聞東京新聞、テレ朝、TBSぐらいでしょうか。
今私はブログ画面と国会中継画面を同時にみていますが、麻生副総理・財務大臣がうす笑いを浮かべて座っている場面が映し出されています。全く国民を馬鹿にした態度。そして安倍首相の長々とした嘘八百の答弁。
平氏の言っていた二つの言葉。
➀馬鹿のもと:中国で権力者であった宦官が一頭の鹿を「立派な馬」と言って、まわりの人間がそれに倣って鹿を馬と合わせて言った中、一人が馬ではなくて鹿といったことから、その人は左遷(又は処刑?)されたとのこと。今のモリカけの首相の言葉につられて嘘がまかり通っている現状にそっくり。
∪洩邨のヒット:小学校の中学の道徳教科書で、監督のサインがバントだったが、打者はヒットし、その結果得点があり勝利。しかし道徳の教科書では打つのは間違いとのこと。個性を無視する道徳がいいのか?
今日はこの辺で。