最近の内外情勢

最近の国内外の情勢は、甚だあわただしく、憂慮すべき状況にあるように感じます。
先ず国外。最大の憂慮要因は北朝鮮。韓国哨戒艦が沈没したのを受けて、その原因調査が行われ、北朝鮮による魚雷攻撃と結論付けられ、韓国大統領が発表。北朝鮮は早速挑発的な反応を見せています。今日は韓国との絶縁宣言をし、緊張が高まっています。
国外二つ目はギリシャの財政危機から発したユーロ不安と、世界経済への深刻な影響。ユーロの弱点が明らかになり、今後のEC及び世界経済に暗雲が垂れ込めています。
国外三つ目はタイの政情不安。タクシン派による現政権への反撃がバンコクを騒然とさせました。何とか収まりつつありますが、予断を許しません。
次に国内ですが、先ず第一は沖縄普天間基地移設問題。5月末決着を約束した鳩山首相がその約束どおり移設先を決めましたが、その場所は約束外の県内移設。沖縄県民は収まりそうもありません。またまた、自民党政権時代と同じく、このまま前に進まない可能性が出てきました。
二つ目は宮崎の口蹄疫感染問題。全国のブランド牛の送り元である宮崎牛の種牛が壊滅状態にあります。感染力が強い伝染病の恐ろしさを見せ付けています。当分東国原知事の顔もニュース番組以外には観れなくなり、この点は歓迎ですが。
三つ目は事業仕分け。昨日で第二弾の事業仕分けが終了しましたが、宝くじや競輪事業の元締め料の一部が役人の天下り先に湯水のごとく流れていることが白日の下に晒されました。ニコニコ動画で録画を見ていますが、役人や公益法人側は言い訳ばかり。と言うより、言い訳も出来ないのが実態でしょう。こうした実態がこれからなくなるのか?
パフォーマンスに終わらせては何の意味もないことを、民主党は肝に銘じなければなりません。
今日はこの辺で。