地方議会の役割

本日は、集めた署名を請願するため、杉並区議会の各会派にお願いに伺う。
杉並区の会派は、自民(何故か2会派に分かれている)、公明の旧政権与党、民主、共産、社民とその他諸派の会派、無所属個人に分かれていました。その場で署名いただいたのは2名、その他は会派で検討するとの回答。来週月曜日に、我々の代表の方にもう一度ご足労願って、サインをもらうこととなった。
こうした時、どうしても私のような会社員は「私も来ます」といえないところが弱いところ。
さて、杉並区では土曜も窓口が開いており、今日が議会も開会していました。これもやり手の山田区長の発案か?
折角なので、その議会をしばし傍聴。今は来年度予算の本会議中。各会派の代表が質問に立ち、ほぼ
90%に区長が答え、残りを教育長が回答するところだけ見ました。
各会派の代表質問は、聞いてて飽きてしまう内容ばかり。区長も通り一遍の回答。同じような質問が多いらしく、何度も同じことを回答している様子。
在日外国人への地方参政権付与問題が話題になっているが、そもそも地方議会はどんな役割を果たしているのか?
夕張を代表とする財政破綻団体を作ってしまったのは、行政を監視すべき議会が効力を発揮できなかったものであり、相対として地方議会が、その必要性に疑問符が打たれてもおかしくありません。
連邦制の国家では、地方議会が大きな権限を持ち、立法機能を持ちますが、基本的に日本では都道府県議会でもそれほどの機能がありません。今日、答弁で山田区長が図らずも言っていましたが、都が区の仕事もしている限り、地方分権が進まないのと同じく、国が都道府県や市町村の仕事をしている限り、地方自治は実態のあるものとはなりません。
杉並区議会議員48名の方たちが、普段どんな活動をしているのか?その成果が「見えるか「されるようなシステムが出来ればよいのですが。
今日はこの辺で。