解散はどこへ

アメリカ発の金融不安は全世界に波及し、実体経済も相当深刻な事態になってきました。かって、バブル崩壊により日本の金融システムが崩壊寸前になった頃、日本発の金融恐慌どうのこうの言われましたが、結局そんな心配はありませんでした。しかし、全世界から金を集めていたアメリカの金融不安は、すさまじい勢いで世界中に広がってしまいました。これがアメリカと日本のスケールの違いでもあるのでしょうが。
1929年以来の世界恐慌という人もいるくらい、今回の金融不安は底知れず深いものがあるようです。
肝心の日本経済はどうなるのか?失われた10年が終わったのか終わらないのか分からないような日本経済が、この先更に失われた20年になるような気もしないではありません。
そんな中、麻生首相の解散への心の準備は未だ出来ていないようです。確かにこのまま選挙に入って、政権が交代したらどうなるのか?ある意味、国民全部が心機一転気持ちを入れ替え、リセットして経済も好転するかも?
そんな甘いものではないでしょうが、何かもやもや感が漂う今の政権から早く脱却するのもいいのかもしれません。
今日はこの辺で。