債権回収の難しさ

バブル期には、今では考えられないような設備投資が存在しました。そのひとつがゴルフ場の夜間照明設備。あがり1~2ホールぐらいに照明設備を造るゴルフ場は以前にも若干ありましたが、18ホールすべてに夜間照明設備ををつけて、夜間もゴルフを楽しんでもらおうとしたもの。今では全く考えられないような発想です。その結果は、どこも利用されることなく、不良資産化したのがほとんどでしょう。
ゴルフ場に関しては、多額の預託金を預けて会員権を購入し、これもまた期限を過ぎても返還されないコースがほとんどではないでしょうか。バブル経済は、まさにそんな不良債権を数多く生み出しました。
さて、そんなゴルフ場の経営者の中には、開き直って工事代を支払わずに、のうのうとしている輩がいます。そんな相手と交渉しているのですが、全く埒が明きません。へんな言い方ですが、筋の悪い借金取立て屋を使って脅しの一つもかけてやりたくなります。借りたものは返す、という当たり前のことがいつの日からかなくなってしまった気がします。そう、住専問題の発覚したあたりから、モラルハザートが蔓延してしまったのです。
なんともやりきれない気分で、ここ数日を過ごしています。

最近、変なコメント(アダルト系)が寄せられて、とても残念です。
今日はこの辺で。