再び復党問題

自民党の落選議員、衛藤晟一氏の復党が党紀委員会で10-7の僅差で決定したとのこと。出席者票は7-7なのですが、欠席議員の3票が賛成だったようで、かろうじて決まったようです。欠席されたのが誰かは分かりませんが、故意に欠席したのか、都合があったのかは分かりませんが、あまり出席したい会ではないことは確かです。
これで落選議員の復党は打ち止めとのことですが、何とも不可解な決着となりました。安倍総理のお友達だけが復党できて、しかも参議院選挙で出馬するというのです。誰が考えてもお友達優先と取れれても致し方ないでしょう。これで本当に自民党参議院選を戦えるのか?
一方で民主党の支持率は依然として低迷しています。しかし選挙となると投票行動は支持率はあんまり関係ない結果が生まれます。特に1人区は自民と民主は対等の争いとなります。無党派層の動向もさることながら、今の地方の疲弊を考えると、自民党への票は集まりにくい構造になっているのではないかと思うのです。かつては都会は革新、地方は保守の構図だったのですが、今では逆転しているといっていいでしょう。それだけ地方が変わっている事を自覚しなければ、自民党は間違いなく負けるでしょう。
今日はこの辺で。