6カ国協議再開

昨日から6カ国協議が再開されました。今回は北朝鮮の核実験を受けての再開。当然北朝鮮は核保有国として、胸を張って?会議に臨んでいるようです。国民が飢えを忍んで苦しい生活を送る一方、核開発で金を使い、偽ドルを作り、覚せい剤の密売に国家レベルで関与する等々、北朝鮮をめぐっては悪いニュースしか伝わってこないのは、それが真実からなのか、それとも日本が反北朝鮮で固まっており、いいニュースを流す土壌自体がないからなのか。
17日の日曜日に、都庁の展望室で拉致被害者の写真展が開催されており、息子と一緒に覗いてきました。横田めぐみさんをはじめ、亡くなったと北朝鮮が主張した方々、更に拉致被害者とされる百人近くの方々の写真が展示されていました。横田めぐみさんのあどけない少女次第の写真を見せられると、自然に涙ぐみそうになります。見学している人も目頭を抑えていました。国家による組織的な拉致犯罪が行われ、それに対して何ら悪びれることなく自国の正当性を主張する国家及び元首。これは一体何と表現すればいいのでしょう。拉致被害者家族が言う、なんとも表現のしようがない怒りとしか言えません。
そんな北朝鮮という国家でも、今崩壊しては困るのが中国であり韓国であり、日本でもあります。崩壊の過程で北朝鮮は何をするか分からない恐怖が付きまといます。核のボタンが押されたら?標的の1つが日本であることは間違いありません。
6カ国協議に成果は期待できませんが、それでも期待するしかありません。
今日はこの辺で。