秋の気配

昨日から早くも9月。9月の声を聞くと同時にすっかり秋の気候になりました。昨日は久しぶりのゴルフでしたが、曇り空と、午後からの雨で気温は上がらず、夕方は涼しいくらい。今日もよく晴れ上がった割には湿気が少なく、風も涼しい心地よさで、12時から2時間ほど歩きましたが汗は思ったほど掻きませんでした。夏も終わりだなあと体で実感しました。
そんな秋9月を向かえ、自民党総裁選=日本国首相選びが始まりました。安倍官房長官が昨日出馬表明したことにより、一応役者が揃いました。とは言うものの、最初から勝負ありきの戦のため、5年前に小泉さんが総裁選を戦った当時に比べると盛り上がりを欠きます。3名とも既に予想された顔ぶれで、かつ票読みも出来上がっている戦いに力が入るはずはありません。5年前は小泉さんのほかに橋本前総理なども候補がおり、事前の予測が全くつかない戦いでした。しかし、蓋を開けてみれば「自民党をぶっ壊す」と叫んだ小泉さんの圧勝でした。衆愚政治とか大衆政治とかいわれましたが、結果的には自民党の派閥政治は弱体化し、派閥の親分が総裁選に出馬するという構図はすっかりなくなりました。小泉さんはよきにしろ悪しきにしろ、その強烈な個性により、半小泉陣営からすると「独裁的」な手法を使い、官邸主導の政治体制を作り上げてきました。次期総理は、小泉さんの後でやりにくいかと思いますが、どうか個性を出し、小泉以前に戻るようなことがないような政治運営を期待したいものです。その次期総理とは安倍官房長官なのですが。
美しい国日本」、すばらしいフレーズではありますが、それをどう実現していくのか?美しくない部分ばかりが目立つ政治・社会・経済ですが、日本の美しい自然のように社会も美しくなってほしいものです。
今日はこの辺で。