格差社会の広がり

朝からいい天気に恵まれ、ウォーキング日和。遠く行こうかと思いましたが、肩の凝りがひどく、足も張っているので、歩きなれた玉川上水コースで井の頭公園まで。歩き出してすぐに便意を感じましたが、何とか持つだろうと歩を進めましたが、途中久我山付近で便意が最高潮に達しあせりました。すると丁度コンビニがあり、トイレを拝借。冷や汗をかきましたが、事なきを得ました。13:30頃井の頭公園に着きましたが、すごい人出で、宴会用のシートで最後の花見をたくさんの人が楽しんでいました。そんな人たちをうらやましげに横目で見ながらいつもの焼き鳥やに行きましたが、こちらも長蛇の列。1人だけの私で寂しく呑むのも悲しいので別のところで飯を食べて帰宅しました。
帰宅すると丁度競馬の桜花賞のスタート。勝ったのは関東馬のキストゥヘブン。桜花賞関東馬が勝ったのは何年振りでしょうか。しかも3・4着も関東馬で、久方ぶりの関東馬優位の桜花賞でした。もう一つはやはりサンデーサイレンスの血です。2着のアドマイアキッスがサンデーの子供で、1・2着馬がサンデー産駆のアドマイヤベガフジキセキの子供。今年の3歳馬が最後のサンデーサイレンス産躯ですが、サンデーの残した血が当分の間は日本の競馬を支配するでしょう。サンデーの残した功績は非常に大きく、日本の競馬を世界レベルに追い上げたともいえますが、ただ心配なのが、その血があまりにも強かったため、日本の競走馬が数年後にはサンデーサイレンスの血一色に染まってしまわないかとの懸念です。サラブレットの血統を遡ると、3頭の馬に行き当たるということですが、日本の競走馬の祖先がいづれサンデーサイレンスに行き当たってしまうのも決してよいことではないとは思うのは私だけでしょうか?
昨日の新聞に、奈良県で親が子供に万引きさせていた、との記事がありました。34歳の無職の父親、27歳の無職の母親が6人の子供を持ち、小学生の子供に万引きさせていたとのことです。父親は、「子供が親を思って自ら万引きした」と供述し、母親は万引きさせていたことを認めていると書いてありました。この家族にどんな事情があるかは、新聞記事からでは分かりませんが、父親が自己弁護しているとしたらとんでもない父親です。6人の子供全てが彼ら2人の子供なのか分かりませんが、正に無責任な親に育てられた子供は浮かばれない、の最たる事例です。
格差社会は次第に若者から結婚の機会を奪い、子供を生む機会も奪っているとの論がありますが、一方では何の考えもなしに子供を生んでいるカップルもいると思うと、なぜか複雑な思いを禁じえません。
今日はこの辺で。