映画「真実」

是枝弘和監督がフランスて撮った映画「真実」観賞。「万引き家族」でカンヌのグランプリを獲得し、注目された受賞後第一作でしたが、はっきり言って駄作。どういうきっかけでフランスで撮ったのか、どうしてカトリーヌ・ドヌーブを使ったのかは調べていませんが、大物俳優を使った作品には意外と凡作が多いことの証明。

NHKtテレビでやっていたのは、大物俳優を使って、言葉も通じない中で相当苦労はしたようですが、脚本からして盛り上がりもなく、アメリカからイーサン・ホークをわざわざ読んで配役したのも理解できません。そのイーサン・ホークの出番もほとんど子供と遊ぶぐらい。ドヌーブと娘役のジュリエット・ビノシュがW主役とも思ったのですが、ビノシュの出番もわき役程度。老いてもまだお若いドヌーブを見せるための映画でしかありませんでした。

是枝監督には自作を期待するしかありません。

今日はこの辺で。