2013年1月冬の東北温泉旅行

大人の休日倶楽部に合わせた温泉旅行に冬のさなか、26日(土)~28日(月)の3日間、行ってきました。
今年は雪が多いとのことで、山奥は避けて比較的行きやすい場所を選定。一泊目は青森の岩木山の麓にある嶽温泉、山のホテル。東京駅8:28発のはやて号に乗り込み、新青森経由弘前に13時頃到着。弘前からバスで約1時間のところに嶽温泉はありました。
弘前駅から次第に雪が多くなり、嶽温泉はかなりの積雪。これでは外を出歩くこともできず、山のホテル到着後はただひたすら温泉を楽しむ。ヒバの浴槽に、ちょうどいい湯加減のお湯。翌朝までに都合5回、全てひとり風呂を満喫しました。冬の雪深い温泉地、流石に大人の休日倶楽部の期間とはいえ、お客さんも少なく、静かな旅館でした。
夕食はマタギ飯を中心に、マタギ的な料理を食す。せっかくなので、今まで食べたことのない熊肉に挑戦すべく、別途熊肉の石焼きを注文。どんな味かと食べてみると、流石に癖のある味と匂い。これでは食べきれないかと後悔しましたが、しょうがや野菜と一緒に食べると、なんとか癖をとってくれて、完食できましたが、これからは鹿肉にすると誓いました。
なお、この「山のホテル」は2月号の大人の休日倶楽部機関誌に掲載されていたのを後で知りました。
翌日は宿の送迎車で弘前まで送ってもらい、次なる目的地、中山平温泉「うなぎの湯琢秀」へ。こちらはかなり有名な旅館で、「日本秘湯を守る会」の会員旅館でもあります。
弘前から新青森経由で古川駅下車。古川で羽越線に乗り換えて鳴子温泉へ。目的の中山平温泉は鳴子駅で乗り換えで一駅ながら、電車は大雪で運休。私はうっかり車内アナウンスを聞き逃し、乗り換えホームで待っていましたが、誰も来ないのを不審に思い改札に行くと、運休の看板。旅館のバスは既に発車済み。旅館に電話して、もう一度迎えを頼み、事なきを得ました。
旅館に着くと、ここも大積雪で出歩くことは叶わず、温泉ざんまい。
「うなぎの湯」の由来のごとく、無色透明の湯に浸かると、うなぎの意味がすぐにわかりました。湯が肌に張り付いて、ツルツルとなり、まるでうなぎのツルツルのような感触。大変気持ちのいい湯です。温泉の成分の神秘に触れた気がしました。
そしてもうひとつのお勧めは夕食。ちょっとした懐石風で、綺麗なおねいさんが給仕をしてくれて、お酒も進みました。今までの温泉ではピカイチの料理でした。(2番目は湯野浜温泉のお宿)
本当は4日間の有効期間があるフリーパス切符ながら、火曜日はどうしても会社に出社せねばならず。うなぎの湯の出発が9:30で、時間もたっぷりあるため、新幹線を乗り継いで佐久の実家へ。約半年ぶりに実家のお袋の顔を見て、3日間の旅を終えました。
次はまた6月にあるはず。その日を楽しみに待つことにしましょう。
今日はこの辺で。