当代の人気作家による「エロス」をテーマにした短編小説集「エロスの記憶」読了。
エロスに挑む作家は、小池真理子、村山由佳、桐野夏生、桜木紫乃、林真理子の女性陣と、石田衣良、勝目梓、野坂昭如、山田風太郎の男性陣。勝目梓はこうした官能小説分野のベテランですが、そのほかの作家は官能小説で専門分野ではないですが、さすがに当代一流の作家だけあって、それなりにエロスを感じる作品ぞろい。中でも女性陣の描写はより官能的。特に村山由佳、小池真理子作品はエロスを感じ、林真理子作品はえげつない表現満載、男性陣では石田衣良作品が読みやすい作品でした。
今日はこの辺で。